ものごとには陰と陽がありそれが趣深い。
自分自身の人生もまた同様と思える程に達観しきれず。私、エデは陽の光を心待ちにしている。
しばらく鬱々としていた。
夫と麻雀ゲームをして、あまりに夫が私の負けを喜んだからかもしれない。ただしそれは「糸がきれる」きっかけでしかない。
仕事がつらい。慣れ親しんだ人々とバラバラになり孤立してしまった。僅かな見知った人びとも忙しく頼れない。頑張っても認められないが、頑張らないことも認められない。そして、私は職場では余裕がなく、優しい気持ちになれなくなっている。
今日は雨だ。
夫はずっとこの間私の側にいてくれる。陽の光のような、やさしさは雨のなかでも降り注いでいる。
イメージの中で、人生のあらゆる部分をゆっくりと見回してひと呼吸する。
この些細なことで情緒が交錯する人生を、私は全うしよう。
星々も太陽も雨も、心から泣くことと微笑むことはできないから。
